廃棄処分の太陽光パネルの解体装置
太陽光パネルをリサイクルするための解体装置をご提供します。
製品ラインナップ
フレーム・J-Box分離装置
アルミフレームとJ-Boxの分離に特化したタイプです。 トラックに積んで現場に持ち込むことができます。
装置詳細、仕様は |
| 【トップページ掲載製品 即納可能】 装置をトラックに積んで現場に持ち込んだ場合の使用例です。 電源さえあればどこでも稼働でき、現場でフレームとJ-Boxを取り外せるため、輸送コストを大幅に削減できます。 |
スペック
装置寸法 |
約 3,448 x 2,510 x 1,688mm |
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対象パネル |
バックシート型太陽光パネル(割れ無し、割れ有りガラス兼用)、ダブルガラス可 |
パネルの外形寸法 |
800 x 1,200 mm、1,000 x 2,000 mm、1,300 x 2,500mm |
パネルのガラスの厚み | 2.8 ~ 4.0 mm |
フレームの厚み |
30 ~ 60 mm |
J-Box取り付け位置の範囲 |
短辺方向:パネルの中央部付近 |
処理能力 |
パネルセット後約40秒 |
スペック
装置寸法(全長x 全高) |
10,900 x 2,000 x 1,690mm |
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対象パネル |
結晶系バックシート型太陽光パネル(割れ無しガラス専用) |
パネルの外形寸法 |
800×800mm、1,090×2,100mm |
パネルのガラスの厚み | 2.8 ~4.0 mm |
サイクルタイム | パネルセット後 約60秒/枚 パネルの状態によっては変動する可能性があります。 |
ホットナイフ分離法とは
約300℃に加熱したナイフでEVAを溶融し、ガラスを割らずに、その他の部材ときれいに分離します。太陽電池製造装置の開発・製造・販売で約30年にわたり培った実績を活かして、ガラスと金属の完全リサイクルを可能にしました。ホットナイフ分離法は、効率的で、低コストな処理方法として、業界で高く評価されています。 |
太陽光パネル解体装置開発の背景
全国各地で太陽光発電システムの設置が進む中、将来的に製品寿命を迎えたパネルが大量に廃棄されることが予見されます。しかしながら、太陽光パネルのリサイクル方法は現時点でまだ確立されていないため、パネルに使われている銀や銅などの有価物が回収されないまま、一般的な産業廃棄物として粉砕処理されています。また、太陽光パネルは感電する危険性もあるため、取り扱いには注意が必要ですが、一般的な認識は低いままです。
当社は、こうした太陽光パネルの廃棄問題に対応するため、2013年から太陽光パネルのリサイクル技術の開発を始めました。パネルの重量の7~8割を占めるカバーガラスは、金属などが混じるとリサイクルが不可能になってしまいます。現在のようにパネルを破砕してしまうと、その後金属と分離することは極めて困難です。
このため、当社はガラスにその他の部材が混ざらないよう、ガラスを割らずに分離する技術を開発し、ライン一式を発売。ガラスと金属の完全リサイクルを実現しました。
NEDOプロジェクトへの参画
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年度とプロジェクト名称 | 研究開発テーマ | 採択先 |
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2015~2018年度 |
ホットナイフ分離法によるガラスと金属の完全リサイクル技術開発 |
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2014年度 |
可溶化法を用いた使用済み太陽電池からの資源回収技術の開発 |
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2014年、2015年には2年続けて国立研究開発法人NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の太陽光発電リサイクル技術開発プロジェクトに、協力会社とともに参画し、事業化に成功しました。また、研究開発の成果は、環境省の『太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン』(2016年発行)に参考事例として掲載されています。
環境ビジネス
太陽光パネルのリユース・リサイクル