太陽光パネルのリサイクル
当社は、不要になった太陽光パネルをリサイクルするための中間処理を行っております。当社が開発したホットナイフ分離法®を搭載した太陽光パネル解体装置を松山工場(愛媛県)に設置。ガラスを割ることなく、その他の部材と完全に分離します。ガラスは、金属が混じると、リサイクルがきわめて困難になりますが、当社の手法であれば分離したガラスに金属が混じらないため、効率の良いリサイクルが可能となります。分離した部材はリサイクル業者へ引き渡し、廃棄パネルの再資源化に最大限努めております。
太陽光パネルを処分したい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
太陽光パネル(結晶シリコン太陽電池)の組成
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結晶シリコン太陽電池 製造工程 ① 太陽電池セルにインターコネクタ(リボン)をはんだ付け ② ガラス/封止材(EVA)/バックシートを積層 ③ ラミネーターでラミネート
はんだ材料として、有毒な鉛入りはんだを使用した太陽光パネルが多数出回っていると推察される |
太陽光パネル廃棄の課題
現状の課題
- 排出パネルが適正に処理されていない
- まだ使用できる可能性があるパネルもリユースされず埋め立て処理されている
- 鉛などの有害物質を含んでいる可能性があるため、環境省から発表されているガイドラインに基づき「管理型」最終処分処理場で埋め立てするなど適正な処分方法により処分する必要があるが、認識不足により「安定型」で処理されている場合がある
- 最終処分場の残余容量の減少
中間処理の課題
埋立の処理方法
破砕後ではガラスから金属を完全に分離することが難しく、混在しているものは埋め立てへ
→環境負荷大
中間処理の課題に対する解決策
当社のホットナイフ分離法®を使用し分離することで、リサイクル率95.1% (松山工場で処理したパネルの実績値)を達成
許可
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
■処分業
産業廃棄物処理業 / 許可番号 08920209040 / 松山市
■収集運搬業
産業廃棄物収集運搬業 / 許可番号 03807209040 / 愛媛県
取扱産業廃棄物の種類一覧表
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区分 | 中間処分 | |
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処理区分 |
分離 |
切断 |
廃プラスチック類 |
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金属くず |
● |
● |
「ガラス、コンクリートくず及び陶磁器くず」 |
● |
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産業廃棄物収集運搬許可一覧表
※スワイプでご覧ください ←←←
区分 | 中間処分 | |
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処理区分 |
収集・運搬 |
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廃プラスチック類 |
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金属くず |
● |
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「ガラス、コンクリートくず及び陶磁器くず」 |
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産業廃棄物処分業・収集運搬業許可証の写し(PDF)
太陽光パネルの適正なリサイクル体制の構築
| 当社は現在、太陽光パネルの適正な リサイクル体制の構築を進めております。 これにより、太陽光発電における 循環型社会の実現を目指します。 |