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廃棄処分の太陽光パネルの自動解体装置・ライン - 【株式会社エヌ・ピー・シー】FA装置メーカー・太陽光パネル関連サービス

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廃棄処分の太陽光パネルの自動解体装置・ライン

太陽光パネルをリサイクルするための解体装置を、全自動ラインおよび単体装置でご提供します。

製品ラインナップ

自動太陽光パネル解体ライン

 

ホットナイフ分離法®」搭載

(特許技術)

全自動でパネルのガラスとそれ以外の部材をきれいに分離します。

 

 ニーズに合わせ、単体装置でのご提供も可能です。

J-Box分離装置フレーム分離装置ガラス分離装置

 

装置詳細、仕様は

こちらからご覧ください

 

セミオートフレーム・J-Box分離装置 

 

アルミフレームとJ-Boxの分離に特化したタイプです。

トラックに積んで現場に持ち込むことができます。

装置詳細、仕様は

こちらからご覧ください

  

 
   

 

       

 

 

セミオート装置をトラックに積んで現場に持ち込んだ場合の使用例です。

電源さえあればどこでも稼働でき、現場でフレームとJ-Boxを取り外せるため、輸送コストを大幅に削減できます。

  

 

自動太陽光パネル解体装置・ライン

特徴

  • ホットナイフ分離法®でガラスを割らずに金属をきれいに分離   
  • J-Box、フレーム、ガラスの分離を完全自動化
  • 国内外各社のバックシート型結晶系パネルに対応
  • 様々なタイプのフレームを自動で分離
  • サイクルタイム1枚60秒 (年間処理枚数14.4万枚*)
  • 単体装置でもラインでも販売可能
  • 特許登録第6133475号、6271468号、6271686号、第6567625号(新たに1件登録)

*1日8時間、年間300日稼働の場合

自動解体装置

ラインの構成とパネルの解体工程

J-Box 分離装置

J-Box 分離装置

ジャンクションボックスを取り外す

まずジャンクションボックスを自動で取り外します

 

recycle img06

フレーム分離装置

フレーム分離装置

アルミフレームを取り外す

次にフレーム4本を自動で取り外します

 

recycle img05

ガラス分離装置

glass separator new

ガラスとその他の部材をポットナイフで分離

ガラスとその他の部材をホットナイフで分離します

 

ガラス分離装置

ホットナイフ分離法とは

ホットナイフ分離法

約300℃に加熱したナイフでEVAを溶融し、ガラスを割らずに、その他の部材ときれいに分離します。太陽電池製造装置の開発・製造・販売で約30年にわたり培った実績を活かして、ガラスと金属の完全リサイクルを可能にしました。ホットナイフ分離法は、効率的で、低コストな処理方法として、業界で高く評価されています。

第47回日本産業技術大賞 審査委員会特別賞を受賞

第45回資源循環技術・システム表彰 奨励賞を受賞

第46回優秀環境装置表彰 日本産業機械工業会会長賞を受賞

スペック

ライン寸法(全長x 全高)

約16.7 x 2.0 m

対象パネル

バックシート型太陽光パネル

パネルの外形寸法

最小:800 x 800 mm
最大:1,090 x 2,100 mm
パネルのガラスの厚み 2.8 ~4.0 mm
フレームの厚み 40~60 mm
J-Box取り付け位置の範囲 短辺方向:パネルの中央部付近
長辺方向:パネル端から40~150 mm
ラインの処理能力 約60秒(6列10直パネル)
パネルの状態によっては変動する可能性があります。
インターフェース タッチパネル(パスワード機能、異常/警報管理機能、処理カウンター機能)

 

セミオートフレーム・ J-Box分離装置

コンパクトサイズのセミオートフレーム・J-Box分離装置を提供しております。廃棄パネルからフレーム4本とJ-Boxを約40秒で自動的に分離します。発電機と一緒にトラックに積めばモバイル解体装置としてお使いいただけます。

特徴

  • フレーム4本とJ-Boxを同時に自動分離(アルミと銅の分離に特化)
  • 処理サイクル約40秒
  • 発電機のみで稼働
  • 4トントラックに積み込んで現場で解体も可能recycle img06recycle img05

簡易型分離装置

スペック

装置寸法

約 2,900 x 1,600 x 1,700 mm

対象パネル

バックシート型太陽光パネル、両面ガラスパネル

パネルの外形寸法

800 x 1,200 mm、1,000 x 2,000 mm

パネルのガラスの厚み 2.8 ~ 4.0 mm
フレームの厚み

30 ~ 60 mm

J-Box取り付け位置の範囲

短辺方向:パネルの中央部付近
長辺方向:パネルの両端から150 mm以内

処理能力

パネルセット後約40秒
パネルの状態によっては変動する可能性があります。

自動太陽光パネル解体ライン開発の背景

全国各地で太陽光発電システムの設置が進む中、将来的に製品寿命を迎えたパネルが大量に廃棄されることが予見されます。しかしながら、太陽光パネルのリサイクル方法は現時点でまだ確立されていないため、パネルに使われている銀や銅などの有価物が回収されないまま、一般的な産業廃棄物として粉砕処理されています。また、太陽光パネルは感電する危険性もあるため、取り扱いには注意が必要ですが、一般的な認識は低いままです。

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当社は、こうした太陽光パネルの廃棄問題に対応するため、2013年から太陽光パネルのリサイクル技術の開発を始めました。パネルの重量の7~8割を占めるカバーガラスは、金属などが混じるとリサイクルが不可能になってしまいます。現在のようにパネルを破砕してしまうと、その後金属と分離することは極めて困難です。

このため、当社はガラスにその他の部材が混ざらないよう、ガラスを割らずに分離する技術を開発し、ライン一式を発売。ガラスと金属の完全リサイクルを実現しました。

NEDOプロジェクトへの参画

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年度とプロジェクト名称研究開発テーマ採択先

2015~2018年度
「太陽光発電リサイクル技術開発プロジェクト」

ホットナイフ分離法によるガラスと金属の完全リサイクル技術開発
  • 株式会社浜田(回収した有価物の販路開拓)
  • 株式会社エヌ・ピー・シー(解体装置の開発)

2014年度
「太陽光発電リサイクル技術開発プロジェクト」

可溶化法を用いた使用済み太陽電池からの資源回収技術の開発
  • 株式会社エヌ・ピー・シー(解体装置の開発)
  • 独立行政法人産業技術総合研究所(溶剤による金属回収技術の開発)
  • 株式会社日本スペリア社(鉛の回収と再生)

2014年、2015年には2年続けて国立研究開発法人NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の太陽光発電リサイクル技術開発プロジェクトに、協力会社とともに参画し、事業化に成功しました。また、研究開発の成果は、環境省の『太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン』(2016年発行)に参考事例として掲載されています。

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