男性育休インタビュー
日本の男性育休取得率は、2022年度の調査で17.1%と増加傾向にはあるものの、依然低い割合が続いています。
エヌ・ピー・シーにおいても、取得の人数はまだ多くはありませんが、男性社員も育休を取得しやすい風土の醸成に取り組んでいます。
そこで、実際に育休を取得した社員へ、育休取得の反応などについて時の周囲インタビューを行いました。
設計部 宮田さん
Q1. 育休を取得した期間を教えてください。
妻と子どもの退院から3週間です。
Q2. 育休を取得しようと思ったきっかけは何でしたか?
時代の流れもあると思いますし、純粋に妻を助けたいという気持ちもありましたが、子供と一緒に過ごす時間を最初から取っておかないと、だんだん役職が上がっていってからそういう瞬間が欲しいと思っても遅いのでは?と思ったからです。これから先、ずっと仕事だけしているというスタイルでいきたくなかったので、今後も継続するためにも今のうちから子供と向き合う習慣をつけておきたかったですね。
Q3. 育休を取得するにあたっての周り(上司・同僚)の方はどのような反応でしたか?
上長は「しっかり奥さんと頑張れよ」という感じで送り出してくれました。部内には決まってから報告しましたが、ネガティブな反応はなく、前向きに受け入れてもらえました。
Q4. 育休取得に当たって不安や困ったこと、意識したことはありますか?
大きな不安や困りごとはありませんでした。育休までに引継ぎをしっかりやらなければと責任感は感じましたが、チームで仕事をしていたため、引継ぎ後のことは他の人に安心して任せることができました。
意識したことは、自分しかわからない部分を確実に終わらせて、チームメンバーが分からない部分がないようにすることや、コミュニケーションをしっかりとることですね。
Q5. 育休を取得してみて、どうでしたか?ご家族の反応は?
取ってよかったと思います。子どもが生まれてすぐ育休をとったことで、里帰り出産などもあって今まで男性が関わることが少なかった時期を一緒に過ごすことができてよかったですし、大変さも理解することができました。また、いろいろなことのやり方を一気に共有することができたので、復帰後もスムーズに子育てをすることができています。
初めての子どもなので、夫婦ともにいろいろなことが初めてでわからないことも多く大変でしたが、育休を取ったことで助け合えてよかったです。二人で分担しながら、昼は片方が子どもを見ている間にもう一人が寝るなどしてどうにか夜を乗り切ろうと頑張ったりしました。
Q6. 最後に、これから育休の取得を考えている方へのメッセージをお願いします。
個人的には、できるなら生まれてすぐから取得ほしいと思います。やはり、お母さんも一番大変な時期だと思うので。また、期間に関しても私は3週間でしたが、子供の成長を日々感じることができるのは充実していてすごく楽しいので、できるだけ長い期間取ってもらいたいなと思います。